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20012年5月21日

世界禁煙デーフォーラム、山形県で開催


 たばこと健康について考える「全国禁煙推進研究会 世界禁煙デー山形フォーラム」が27日、山形市双葉町の山形テルサで開かれる。

 厚生労働省などが主催して毎年、世界保健機関(WHO)が定める「世界禁煙デー」(31日)に合わせて全国各地で開かれており、山形県では初めての開催となる。今回のテーマは「受動喫煙」。県内で禁煙対策に取り組む関係者は「フォーラムを受動喫煙の関心を高める起爆剤に」と意気込んでいる。

 世界禁煙デーに合わせたフォーラムは1990年から開かれ、92年から当時の厚生省が主催するように。全国各地で禁煙に関心を持ってもらうため、フォーラムは毎年、東京と地方の2か所で開催されている。

 山形フォーラムの実行委員長を務めるのは、NPO法人「山形県喫煙問題研究会」の会長で、東北中央病院(山形市)の大竹修一医師(54)。2000年に設立された同法人には、医師や薬剤師、大学教授、会社員など約80人が参加し、たばこの害を訴えるパンフレットを県内外で配布したり、地域で啓発活動をする「禁煙サポーター」を育成したりといった活動を展開している。大竹医師によると、同法人のように、禁煙に対する取り組みをする団体が県内にあったことも、山形での開催に結び付いた理由だという。

 フォーラムでは、厚労省の担当者が「日本のたばこ対策の現状について」をテーマに講演するほか、全国に先駆けて受動喫煙防止条例を制定した前神奈川県知事の松沢成文氏の特別講演も。また、肺機能をチェックしたり、禁煙相談に応じるコーナーも設置する。

 大竹医師は、「山形県はまだ、たばこに寛容な県と言える。吸わない人を守るという機運を盛り上げていきたい」と話している。

 フォーラムは午前10時から。入場無料。詳細はホームページ(https://sites.google.com/site/zkst12/)で見ることができる。 

神奈川、兵庫では防止条例制定

 受動喫煙を巡る取り組みは、徐々に広がっている。

 厚労省は2010年2月、「学校や病院、飲食店など多数の者が利用する施設を管理する者に対し、受動喫煙を防止する措置をとる努力義務を課す」とする通知を全国の自治体に出した。また、職場の受動喫煙については昨年12月、「全面禁煙」か、喫煙室以外の喫煙を禁止する「空間分煙」を事業者に義務付ける労働安全衛生法改正案が国会に提出された。

 自治体レベルでは今年3月、神奈川県に続き、兵庫県でも受動喫煙防止条例が県議会で可決された。

 県の「10年県民健康・栄養調査」によると、受動喫煙の害を知っている人の割合は93・8%で、前回調査(04年)より3・9ポイント増加。また、複数回答で「たばこについてどのような取り組みを希望するか」と尋ねたところ、「公共施設は禁煙にする」が76・6%で最も多く、「歩行中の喫煙を禁止する」(72・3%)、「喫煙室以外は禁煙にする」(69・1%)と続いた。

2012年5月21日 読売新聞

 



 

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