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2013年10月22日

禁煙に伴う体重の増加 ニコチン依存が強いほど多い


 禁煙に伴う体重の増加は、ニコチン依存の度合いが強い人ほど多いと、国立病院機構京都医療センターの長谷川浩二部長らが米科学誌『プロスワン』に報告した。禁煙外来でたばこをやめた186人を分析した。

 体重増加は、それが嫌で禁煙できない人も多いほど悩ましい問題。今回の結果は、太りやすい人を事前に把握し適切な支援をすることで、禁煙の成功率を高めるのに活用できそうだ。

 研究は、同センターで平成19〜23年に禁煙に成功した男性132人、女性54人が対象(平均59歳)。初診時と、健康保険による治療が終了する3カ月後の体重の変化をBMI(体格指数=体重「キロ」を身長「メートル」の2乗で割った数値)で表し、ニコチン依存度との関係を見た。

 3カ月後に被験者のBMIが平均0.4(体重は同1.1キロ)増加したが、全体に依存度が強い人ほど禁煙後のBMI増加率が大きかった。

大半がニコチンパッチか、ニコチンと似た作用を示す飲み薬のいずれかを使ったが、薬の種類による差はなかった。

 ニコチン依存度の判定には国際的に広く用いられるFTND指数を使った。日本の保険診療では別のテストを使うが、いずれもたばこを我慢するつらさなどを基に評価するもので、結果はおおむね一致するという。

 禁煙するとなぜ体重が増えるのかについては、完全には解明されていないが、ニコチンの離脱症状であるとの説が有力で、禁煙後、時間をかけて徐々に元に戻るという。

 長谷川部長は「ニコチンパッチなどを使った禁煙は何も使わない場合に比べ、体重増加は少ないので、依存度が強い人は薬を上手に使うのが有効だ」と話している。


2013年10月22日 サンケイBiz

 



 

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