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2013年12月2日

血圧・血糖・脂質の低下が肥満に伴う心疾患リスクを取り除く


 肥満あるいは過体重状態にあっても、血圧・血糖・脂質の改善によって心疾患および脳卒中発症リスクを半分以下にできることが、米ハーバード大学公衆衛生大学院(ボストン)国際保健学准教授のGoodarz Danaei氏らによるメタ解析研究で明らかになった。

  世界各国で行われた97の臨床試験(対象数約180万人)のデータを解析したところ、高血圧、脂質異常および高血糖という3因子によって、肥満および過体重の人における心疾患リスク上昇の理由の最大半分を説明できることがわかった。同じ3因子は脳卒中リスク上昇についても理由の4分の3を説明していた。

  「The Lancet」オンライン版に11月22日公開された論文によると、3因子のなかでも高血圧の影響は最も大きく、心疾患リスク上昇理由の31%、脳卒中リスク上昇理由の65%を担っていた。
  Danaei氏は同大ニュースリリースで、「肥満や過体重の状態が心疾患および脳卒中に及ぼす恐ろしい影響は、血圧、血中脂質、および血糖値の上昇に部分的に依っていることが示された」と解説。より適切な高血圧診断や治療といった危険因子の管理によって、過体重や肥満の影響をいくらかでも抑えることができると述べている。

  世界の肥満人口は1980年以降ほぼ倍増しており、20歳以上で14億人以上が肥満あるいは過体重の状態にあると推計されている。心疾患や脳卒中、糖尿病、ある種のがんは過体重および肥満に伴う健康問題の一部だ。Danaei氏らによると、世界中で毎年約340万人が過体重および肥満により死亡している。
  同研究共同執筆者で英ロンドン王立大学国際環境保健学教授のMajid Ezzati氏は、血圧、脂質および血糖値の是正は「必須ではあるが、肥満の蔓延に対しては部分的で一次的な対応としかならないだろう。(3因子に対する)効果的な介入と同時に、世界的な肥満の蔓延を抑え、反転させる新たな方策を見つけ出すことが必要だ」と述べている。

2013年11月 HealthDayNews

 



 

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