食物繊維の摂取量が多いほど肥満リスクが低下

本人の2型糖尿病の外来患者を対象に行った調査で、食物繊維の摂取量が多いほど肥満リスクが低下することが明らかになった。

 食物繊維の摂取量が多いことは、男性や高齢者(59~89歳)の群で肥満リスクの低下と関連することが示された。男性では食物繊維の摂取量が多いほど、身体活動レベルが高い、喫煙率が低いなど、ライフスタイルが健康的であることも分かった。

 研究は、新潟大学などが、糖尿病データマネジメント研究会(JDDM)のデータベースに登録された30~89歳の外来の2型糖尿病患者1,565人を解析したもの。肥満はBMI≥25kg/m²と定義した。

 「肥満をより効果的に管理するために、食物繊維を豊富に含む多様な食品の摂取を促進する、的を絞った公衆衛生イニシアチブが必要」と、研究グループでは強調している。

 研究は、新潟大学大学院医歯学総合研究科血液・内分泌・代謝内科学分野のEfrem d’Avila Ferreira氏、曽根博仁教授、一般社団法人 糖尿病データマネジメント研究会らによるもの。研究成果は、「Public Health Nutrition」に掲載された。