糖尿病の人は「肝臓病」のリスクが高い
糖尿病のある人は、肝硬変や肝不全を含む深刻な肝臓病のリスクが高いことが明らかになっている。 2型糖尿病の人は、とくに肥満をともなう人では、血糖値を下げるインスリンの働きが悪くなるインスリン抵抗性が起こりやすく、肝臓に脂肪かたまり炎症や損傷が起こりやすくなると考えられている。 早期発見の手かがりとなるのが健康診断の項目にもある肝機能検査。年々体重が増えている人や、お酒をよく飲んでいる人は、とくに検査を受けることが勧められる。 日本食が中心の食事スタイルにより、脂肪肝疾患の進行を抑えられることが分かった。
2024年07月30日 糖尿病ネットワークから抜粋